からだの繋がり ー 膜。
(*´∀`)ノニシオです♪
またまたまた前回の続きです(笑)
少し間が空いてしまいましたが、
身体を自在に動かすにはある程度の仕組みを
理解する必要があります。
前回のレビュー↓↓
↓体幹を鍛えること
https://www.lamanodekent.co.jp/blog/504/
↓体幹を鍛えること → 体幹を無意識で働かせる方法。
https://www.lamanodekent.co.jp/blog/508/
↓からだの連鎖。
https://www.lamanodekent.co.jp/blog/509/
・・・
身体の動かし方は
1.体はテコの原理で動いているということ。
2.体は『筋膜』という膜に包まれていて、頭から足のつま先まで繋がっているということ。
前回は1についてお話ししました。
今回は2について話を進めていこうと思います。
1月末にわざわざアメリカまで行って、
人体解剖をしてきました。
それは解剖学の本だけでは、本質を理解できなかったからです。
どこからどこに筋肉がついて、
神経や血管はどこをどのように通っていて、、、
などなど、それは本を見れば大体わかります。
私は何を知りたかったか。
一番は『触感』です。
他には歪みの原因や筋肉の厚みなどです。
様々な臓器は開けないと”直接”触ることができません。
現実的に表面から触っているものが、何なのかが知りたかったのです。
私が担当したご献体さまは、おそらくご高齢の女性でしょう。
はじめは仰向けに寝てても、歪みがはっきりわかってました。
ーーでは、この原因は?
まずは皮膚を剥がす作業から始まります。
生々しい内容を書くことはできますが、
ここでは割愛しますね^^;
皮膚を剥がすだけで、少し歪みが正され、
ねじれが少し取れました。
ということは、この時点で現実の歪みは、
皮膚の固さからくることもわかりました。
皮膚は頭からつま先まで一枚の伸縮性のある膜で繋がってます。
なので、怪我をしたり、手術をしたりして、皮膚に傷を作ることは、
そこに柔軟性が損なわれ、”張り”が生まれます。
昔、アトピー性皮膚炎で悩まされてた西尾ですが、
その時は、柔軟性は乏しく、動きも良くなかった。
ストレッチなんかすると
皮膚が突っ張られ、さらに無理やり引っ張れば、そこから皮膚がパカッと開き、
血が出ます。
地味に痛かったです。
お風呂にすら、満足に入ることができませんでした。
皮膚は感受性豊かな”器官”なのです。
熱いとか冷たい、感触(固いとか柔らかいなど)、
目を瞑ってもわかるのは、それがセンサーが働いているから。
皮膚が乾燥して、ひび割れまで起こしてたら、
そのセンサーの働きは著しく低下します。
皮膚の働き一つで、身体機能の働きが左右されます。
皮膚を大事にすると、体は健康的になりやすいです。
タコ(胼胝)とか魚の目(鶏眼)ができる人は、
どうすれば改善するんだろう?と
真剣に考えて、よくする方法を探し、良くしていこうと行動するべきです。
それだけ皮膚は大事な器官なのです。
私はアトピー性皮膚炎が良くなってから、
風邪とかもかなり引きにくくなりました。
抵抗力が上がったのか、体調の不調を訴えることが劇的に減りました。
皮膚は『健康のバロメータ』と覚えといてください。
具体的な改善方法は、その道の専門家に尋ねることを推奨します。
次は筋膜です。
筋膜は皮膚と同じで、
皮膚は頭からつま先まで一枚の伸縮性のある膜で繋がってます。
網戸の網みたいな、格子状の膜でした。
引っ張っても、そうそう破れません。
いろんな動きに対して、柔軟に対応できるようになってます。
しかし、動きが少なくなってきている現代の方々。
弾力性が少なくなり、破れやすくなっているのでは?
それについては次回お話しいたしますね^^
今回も最後までありがとうございました!
西尾(*´∀`)ノ♪
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