【足底腱膜炎】ある日のオーダーインソール
こんにちは、京都店店長の服部です。
少し間が空きましたがオーダーインソールのコラム第5弾を掲載いたします。
今回は、「足底腱膜炎」について。
実際どこが痛いのか?というと、「踵」の辺りです。
朝起きぬけに踏み込んだ足の踵がとんでもなく痛い!
という方はこの症状に近いかもしれませんね…
なぜ痛くなるのか?
足裏には指を握るように曲げる働きをする筋肉や腱が踵からたくさん伸びています。
ですので体重をかけた時の足裏のアーチの伸縮で、実は踵付近の腱には大きな負荷がかかっているんですね。
下の図は、通常より踵に重心がある方の立ち方のバランスを表しています。
四隅の数字は全部足すと100%になります。
踵側は左右とも26%ずつが理想とされていますので、右足に32.8%とたくさん体重を預けていることが分かります。
このように
・重心バランスが踵側にあり、強い負荷がかかる
・体重の増加により踵に強い負荷がかかる
・生まれつき土踏まずのアーチが高く、足裏の腱の伸び縮みの負荷が通常より激しい
・足裏の衝撃吸収を担っていたアーチが低下し、衝撃を吸収できなくなった
などの原因で足底腱膜炎や踵の痛みが生じることがあります。
インソールの方ではこの原因とは逆のことをして痛みを軽減・予防します。
・踵にかかる負荷を軽減するような柔らかいクッションを踵周りに使用する
・足裏のアーチを程よく支え、衝撃吸収や足裏の筋肉・腱の負荷を減らす
土踏まずのところは硬くて支えの強いコルクを使用しています。
踵の痛い部分には硬い素材を抜いて、代わりに沈み込むほど柔らかいクッションを使用しています。(右の写真)
踵の痛みは、よほど酷い状態でない限りなかなか手術をするといった治療方法が少ないため、
どうしたらいいのかわからないというお客様もよくご相談に来られます。
そんなときは、まずは靴や中敷きから足の疲れ・痛みを緩和してみてはいかがでしょうか。
ひとえに足底腱膜炎・踵の痛みを楽にするインソールといっても
お客様ひとりひとりの足の状態、生活様式、様々な原因に合った作り方をすることが重要です。
まずは店頭の無料足型計測をお勧めいたします。
足の専門知識を持ち、オーダーインソールを作れるスタッフが丁寧にご相談にお応えいたします!
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