「札幌店の靴とインソール①」
こんにちは。札幌店のナカムラです。
今日は、予告していた、こちらです。
実際に行った、靴選びやインソール調整です。
では、、、!
お客様情報(許可を得ています)
- 属性/20代 男性
- お困りごと/かかとの内側が減りやすい、指の付け根が痛い
- 当日履いていた靴/カルフ アルバトロス
- 選ばれた靴/LOMER PIUMA ¥23.000(税抜)
フットビュー(左右前後の体重のかかり方)
指が付いておらず、指の付け根辺りにかかる負担が大きい、開張足気味です。
所謂良く聞く、浮き指状態です。
大きく負担がかかってくるとタコ、ウオノメが出来やすくなってしまいます。
指がついてないというのは、特別なことではなく割と起こりやすいです。
外反母趾などの原因になり得る状態です。
指が地面に付いておらず、指の付け根で蹴りだしを行い、力がかかっているから硬くなってしまいます。
次にかかとの内側が減りやすい気がする、というお悩み。
擦るとかかとは減っていきますが、内側がへるということは内側を擦っているということになります。
内側に力が入りにくいようにしてみましょう。
お困りごとにもあるように、指の付け根と内側に負担をかけないようにインソールを作成します。
まず、靴選びからです。
こちらのスニーカー靴の構造が素晴らしく、指の付け根部分がアーチを描いており、今負担のかかっている部分をまず靴で持ち上げてくれます。
尚且つ今回は普段履きでカジュアルかつシンプルな服装が多いということでファッションできにもこちらの靴に。
次にインソールの調整です。
私が、先ほど
指が地面に付いておらず、指の付け根で蹴りだしを行い、力がかかっているから硬くなってしまいますといいました。
指を付かせて指で蹴りだせるようにします。
足の裏の指の付け根の人差し指、薬指を押すと指が自然に下に下がります。
こうなってるのを
こうします。
原理としてはこういうことです。
さらに痛みがある場合は、タコの下にクッションをつけます。
それと前に足が動かないように紐をしっかり締めます。これも重要です。
インソールと足と靴をしっかり沿わせるためには割りと必須です。それと、ここの骨をしっかりと締めて開帳足を予防します。紐で締めることで骨が広がるのを少し抑えてくれます。
あとは踵の内側減る問題です。
この一因になってるのは踵骨の外反です。
どういうことかというと、踵の骨(踵骨)が内側に倒れている(これが外反)ということです。踵とともに体重も内側に流れやすくなってしまうことがあります。
インソール装着後
うちにかかる力を逃してあげるために インソールは内側を少し高くします。更にポイント的に骨を持ち上げます。
こうすることでお悩みに沿ったインソールが出来上がります。
面白いことに、このフットビューは半年ごとに測ると変わっていたりします。なのでしっか測って補強をしていきます。
さらに札幌店では減ってしまった底も修理できます。(劣化によってできないこともあります)
以上、第一回、「札幌店の靴とインソール」でした。